ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番

売れ筋ランキングラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番  
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番


価格:¥ 1,743(税込)
ユニバーサル ミュージック クラシック CD2008-01-23
売れ筋ランキング:119
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番&ピアノ・ソナタ第2番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番

曲目リスト
  1. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第1楽章:Moderato
  2. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第2楽章:Adagio sostenuto
  3. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第3楽章:Allegro scherzando
  4. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 第1楽章:Allegro ma non tanto
  5. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 第2楽章:Intermezzo. adagio
  6. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 第3楽章:Finale. Alla breve

作家の村上春樹さんのエッセイ「意味がなければスイングはない」でこのCDが紹介されており、ラフ2好きとしてはおさえておこう、くらいの軽い気持ちで購入したのですが、第一楽章冒頭のあのフレーズのなんと生々しいことでしょう。まるで心臓の鼓動みたいでした。人間の脈動がそのまま音になっているようで、最初は薄気味悪いくらいのリアリティーを感じて怖くなったほどです。正直びっくりしました。

しかし第二、第三と、何回きいてもまったく飽きのこない、微妙なニュアンスに富んだおもしろい演奏です。本当に繰り返しの視聴に耐える名盤だと思いました。

他の方のレビューにもあるとおり、破綻のない、たいへんバランスの取れた演奏です。だからすーっと耳に入るし、ピアニストのジルベルシュテイン氏の「言いたいこと」がすごく伝わる気がします。

よくある名人芸的な「これでもか」の演奏ではなく、ジルベルシュテイン氏は「音楽に語らせて」います。「俺が俺が」ではなく「協奏曲」が語っています。

思いがけず、自分にとってのベスト盤になってしまいました。

これまではクリスティアン・ツィマーマンと小澤征爾のボストン交響楽団のものが最高だったのですが、かなり男性的というか、勢いのあるそちらより、音の細かさ、陰影の深さでこちらが大好きになりました。
 ラフマニノフ27歳の1900年〜1901年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調』。1907年〜1909年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調』。両曲とも、溌剌として爽やか、一陣の薫風が駆け抜けていったかのような演奏。

 ピアノを弾いているジルベルシュテインの、妙なけれんがなく、メロディーラインを素直に歌い上げているところが好ましいですね。アバド指揮ベルリン・フィルのオケとのバランスもよく、どちらか一方がでしゃばり過ぎるといったこともなく、聴きやすかったです。

 ピアノの響きがさらりとして軽かったのが、難といえば難かな。インパクトに欠けるというか。リヒテルの量感のある、どっしりとして重みのあるタッチと比べると、その極北に位置している感じのピアノの響き。淡白だと感じる方もいらっしゃるでしょう。

 『第2番』は、1991年11月の録音。【11:05 11:29 11:43】の、全曲とおして34:17の演奏。
 『第3番』は、1993年9月の録音。【16:16 11:25 14:21】の、全曲とおして42:02の演奏。
 1966年2月19日、モスクワ生まれのリーリャ・ジルベルシュテインが、25歳〜27歳の時の演奏。

 『第3番』での、清々しい息吹に満ちた第3楽章「フィナーレ」のピアノは、聴きごたえありましたねぇ。胸が弾む爽快感とでもいうか。わくわくしました♪
要所で指揮者と目配せしている様が目に浮かぶような非常にオケと調和した
心地よい演奏でした。

ピアノ自体はこれ以上ないほど丁寧に弾かれており、第2番はツィマーマンや
リヒテルに比べると第1楽章や第3楽章の一番盛り上がる箇所までもが丁寧過ぎる
くらいで、正直★1つ分もの足りないなぁ…というのが個人的な感想ではありました。

第3番はヘルフゴット(←という辺りがミーハーでお恥ずかしいのですが)と
比べてこれぞ第3番!という美しい旋律に素直に感動しました。この2曲が1枚で
聴けるのは、本当にお買い得なCDだと思います。
このCDでジルベルシュテインを知った。あまり聞かないピアニストだが、第2番、第3番、両方とも良かった。オーケストラは、さすがアバド&ベルリンフィル。盛り上がりどころを完璧に熟知しているかのような迫力だ。第3番については、決定盤としてお勧めする。
このCDの演奏はピアノとオーケストラとオーケストラのバランスがとても良いと思います。
リヒテル、アシュケナージ、ツィマーマンなどのCDを聞きましたが、それらに比べてその点がとても印象に残りました。
ラフマニノフのピアノ協奏曲2、3番はとてもメジャーな曲だけあり、とても思い入れの
こもった演奏が多いと思います。
そのため、ピアノやオケのどちらかが前面に出すぎてしまうことが多かったりするのですが、
この演奏はピアノとオケのハーモニーやピアノの問いかけに対するオーケストラの
受け答えなどバランスが絶妙であると思います。

おそらく綿密に計算された演奏であるためだと思いますが、適度な緊張感や綺麗な音の
響きと相まってとても美しい演奏になっています。
このため他の演奏に比べスタンダードな(教科書通りな?)演奏であるにもかかわらず、
まったく飽きがきません。

ただ、初めて聞くと少し淡々とした演奏に聞こえてしまうかもしれず、
曲自体がロマンチックな曲であるため、その点を不満に思う人も多いかもしれません。

この協奏曲のいろいろな個性的な演奏を聴いた後、最後にはこれが聞きたくなってしまう
というような演奏です。


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