ロックン・ロックド・ロック |
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作曲・キーボード:深町純。 エレキギター:和田アキラ(プリズム)。 エレキベース:富倉安生。 ドラムス:山木秀夫(ex,KAZUMI BAND、SHOGUN、近藤等則IMA、etc.)。 この一人でも抜けたら成り立たない、超敏腕プログレッシブ・フュージョン・グループが'80年代・'90年代のわずか一時期に存在した。 本作は1981年12月から翌年1月にかけて録音された(2008年現在)たった3枚の“KEEP”名義の2枚目である。 1曲目「ROCK'N ROCKED ROCK」は怒涛のような深町氏のヤマハ・エレピ“CP80”のソロで幕が開き、和田・山木が参加して曲が展開される。 2曲目「MOONBEAM」はさらにスリリングで、さながらサーキットを抜かし抜かれながら疾走するカーレーサーを音で疑似体験してるかのようで、約9分半があっという間に過ぎてゆく(アナログ盤はここまでがA面だった)。 どこか不気味な笑い声のおもちゃを取り入れた3曲目「MODJA」。 宇宙的な広がりの深町氏のアナログシンセが印象的で、後半は和田氏のギターと山木氏のドラムのバトル状態に展開してゆく4曲目「ARISTOCRAT BACHELOR」と、息継ぎを許さない。 そしてラスト「BALLAD」で、ムーディーにアルバムを閉める。 フュージョンの曲には変拍子をよく取り入れる深町氏だが、これを弾きこなせるミュージシャンは世界広しと言えども一握りしかいない。 ましてや「MOONBEAM」のようなキーボード・ギター・ドラムが暴走するソロ状態で曲が成り立つのは、僕が知る限りでは“KEEP”しかいないだろう。 リーゼントにツナギを着て「ロックンロールだぜい!」というロックも良いが、このアルバムを聴いたらどんなロックも霞んでしまうはずだ。 '82年の初版発売以降原盤管理の会社が何度か替わっており、今後廃盤になったら入手不可能になる可能性もありえるので、在庫があるうちの購入をお勧めする。 ロックン・ロックド・ロックを楽天で検索 |