ヴァンパイア・クイーン |
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この映画全体には、ゴシック・ホラーの重厚な雰囲気が流れている。ヨーロッパ大陸のエキゾチックで、妖艶な画像のファンには、ある意味、たまらない映像だと思う。 同性愛サイトにアクセスした後、失踪する刑事の妻。倒錯セックス狂いの刑事。その刑事と不倫する、同僚刑事の妻。そして、お湯ではなく血液で満たさた浴槽につかる謎の美女。その美女を見下ろす、中世ヨーロッパ貴婦人の肖像。 映画はミステリー仕立てに、結構テンポよく進んでいくので飽きません。 感のいい人は、肖像画を見ただけで、中世ハンガリーが生んだ殺戮の魔女、エリザベート・バートリー伯爵夫人に関する映画ということに気付くはず。 私が一番好きな場面は、ベニスの伯爵夫人の館のシーンです。このパーティ会場の、黒色と金色を散りばめたような、退廃的で官能的な画面構成はぞくぞくします。 エリザベート・バートリー伯爵夫人に関しては、桐生操氏著の「エリザベード 血の伯爵夫人」がお勧めです。(本の表紙デザインにはがっかりしますが…) ヴァンパイア・クイーンを楽天で検索 |