トリスタンとイゾルデ |
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アーサー王の円卓の騎士であり、ハープをかき鳴らす吟遊詩人でもあるトリスタンの悲恋のお話が元になっています。ロマンティックのお話のようでいて、なんかちょっと違うと思うのは、イゾルデのキャラクターのためです。看護中の媚を含んだ態度や、マーク王との婚礼の後、積極的な自らの意思で、トリスタンを誘惑し、どちらの子供かわからない子供を身ごもるイゾルデが、きれいな感じがしないからでしょう。芸術家肌の繊細な青年を期待していたトリスタンは、ジェームズ・フランコが演じていました。トリスタンとしてではなく、主人公の騎士ということなら、とても、素敵でした。映像は美しく、ストーリーも飽きさせませんが、やむにやまれず許されぬ恋に落ちる恋人たちに涙するはずでしたので、キャスト・お話共、私的にははずれでした。 ソフィア マイルズ、ジェームズ フランコという売り出し中の若手俳優両名に興味があり、購入。 ロケ地のアイルランドの風景はすばらしく、とても現代とは思えないほどで星五つ以上。 主役以外のキャスティングもよい。 城、衣装など美術も文句のつけようのない重厚感あり、すばらしいでき。 低予算でエキストラの数が非常に限られたとのことで、戦闘シーンは国と国の戦争というより、近所の村の諍いのようだが俳優たちので剣劇の魅力でカバー。 しかし!全体としてみたら、特に印象に残らない映画になってしまったのは、間違いなく脚本に問題があると思う。 トリスタン、マーク王に関しては魅力的な人物造形になっているが、イゾルデは脚本家の女性蔑視かと思うほど、考えの浅い、魅力のない女性となっている。 見知らぬ若者が瀕死で倒れているからといって(いくらイケメンだからといって)アイルランドの姫君が裸になってあっためる??? 恋に関する抑制のない演出で、結婚後は『悲恋』から「不倫」に成り下がってしまった様だ。 このストーリーでは大人の鑑賞者を満足させることは到底できまい。携帯小説で感動できる世代ならまだしも。 画像、俳優で目の保養をする価値は残るが。(ジェームズ フランコは付録のインタビューでは線の細い穏やかな好青年だが、中世の騎士になりきってかっこ良し) 本当に残念。 美しいアイルランドの海岸。なんでこんなに切ないくらいに美しいのだろうと思いながら、血なまぐさい戦闘シーンが展開される。けど、これはさ、この光と影は、どこかで見たよなぁ、と思いつつ・・・。エンドクレジットでその謎は明かされた。製作総指揮がリドリー・スコットとあった。ああ納得。ともかく美しい。もちろん、映画は哀しみの固まりのような展開。「愛が国を滅ぼした」とは言われたくないと、戦いに臨むトリスタン。恥ずかしながら、聴いたこともない役者達なのだけど、むしろ見るものには新鮮に。イゾルデの包容力のある姿が胸を打つ。 トリスタンとイゾルデを楽天で検索 |