サラエボの花 |
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第二次世界大戦後のボスニア紛争によってもたらされた深い悲しいとその記憶 を親子の愛を通じて描いています。 2006年のベルリン国際映画祭では、グランプリの金熊賞、エキュメニカル賞、平和映画賞を受賞しているそうです。 物語は一組の親子を通して描かれています。 子どもがいることを隠して働く母。セラピーにも通っており心に大きな傷を 持っていて、娘は殉教した父を誇りに思う活発な娘。 物語は父の存在を巡ってのやり取りで流れていきます。 非常に物語がゆっくりと流れていて多少退屈さを感じます。 物語のテーマは物凄く深く興味があったのですが、物足りなさも感じます。 ただ、この映画がボスニア・ヘルツェゴヴィナ、オーストリア、ドイツ、 クロアチア などの合作で作られたことなどを考えると非常に漸進的な作品だと思います。 好き嫌いが分かれる作品です。 ボスニア紛争後の傷痕が街の人々に深く刻まれ、仕事もなく生活が厳しい貧困の現状など、こうした全体描写が哀しく切なく静かに描かれてます。 本編はある母娘のお話。娘の修学旅行費を稼ぐ為に朝から夜まで働きに出る母親(エスマ)の姿は、女手一人で子育てに必死な地味で強き母像の印象があった。一方、娘(サラ)はちょっと反抗的な面を見せる男勝りな思春期の女の子。それでも母の背中を見て何かを思う優しさは見受けられる娘の印象がある。 仲の良い母娘なのだが、自分の父親の存在に不信をずっと抱えていたサラは、戦争中に敵兵にレイプされできた子である事実を母エスマから聞かされるのである。父親はシャヒード(祖国の為戦死した英雄)だと母から聞かされ育ったが為、娘が負った心の傷の深さ、また真実を話さざる得なかった母の心の傷の深さ、こういった親子間のやり取りも重く切ない。また愛情も絆の深さも充分に伝わる。 一番印象に残ったシーンはサラが頭を坊主に自ら刈り上げてしまう場面だ。何故その様な行為に至ったかはレイプでできた子供だという事実を否定したかったのだろう‥(本編を見て頂けると解ります)。 『真実を生きる』がテーマとなりますが、色んな場面で色んな描写が深く込められてます。皆どこか心を閉ざし サラエボの花を楽天で検索 |