永遠の詩(狂熱のライヴ)〜最強盤(紙ジャケット) |
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曲目リスト
「だって俺はあのバンドでは、ちょっと詩を書いて歌っていただけだから!」 ペイジ・プラントで来日時のインタビューだったか、なぜZEP時代の質問をそんなに嫌がるのか、と聞かれたプラントの答えがこれ。「そんだけやってりゃ充分だろ」って、ペイ爺に突っ込まれてはいたが、ここにZEPというバンドの特異性が現れていると思う。そう、プラントという“スーパーボーカリスト”をしても1/4の役割でしかなく、むしろ「俺って脇役?」と思わせてしまうほどに、「ZEPの曲を口ずさむとき、メロディよりはリフやドラムが口をつく」、そんな“音の塊”を叩きつけて”くるようなバンドだった。考えて見れば、ボーカルをとらないドラマーがいなくなったからといって解散するバンドなんて、古今東西探したって、あとはX JAPAN(笑)くらいだろう。 このバンドのそんな特性はライブでより顕著で、ボーカルをも楽器の一部に呑み込んだかのような音空間が迫ってくる。凄い、それ以外の言葉も無い。 正直言えば、以前出た絶頂期のライブ「How the West Was Won」と続けて聞くと、プラントの衰えはやはり隠せず、特にDisc1(1)や(4)は少々痛々しい。ただし、それは比較対象が凄すぎるがためであり、桁違いのケタが少し落ちたくらいでは、この作品単体の価値を貶めるものではなく、演奏の密度から言えば、こっちかも。 パッケージは昨年出た“最強版(つまりはボートラ付リマスター)”を、SHM‐CDで、なおかつ“神ジャケ(表面のでこぼこ加工まで再現。芸が細かい!)”という、非の打ち所がない仕様。最強盤を買っちゃった人からみたら、文句のひとつも言いたくなるかもしれないけど、もうね、★5つ以外は有り得ないよ♪ 80年代の終わりから90年代初頭にかけて、つまり、ブートCD黎明期に、ツェッペリンのライブ・ブートを追いかけていた一時期があった。コンドル、ニュートラル・ゾーン…。 一通りすべての年代をコレクトしたが、なんとなく、73年と75年は贅肉が付いて面白くないように感じていた。だから、フォーエヴァー・ヤング・シリーズで購入したオフィシャルの「永遠の詩」も、ほとんど耳にしなかったように思う。 その後、胸焼けがして、ブートはほとんど売却。オフィシャルのほうも、90年代中頃だったか、スタジオ録音を集大成したブラック・ボックスが販売されたのを機に、古いCDもすべて売却。その際、ライブは収められていなかったにもかかわらず「永遠の詩」も売り払い、長いこと耳にすることは無かった。 先年、増補版CDが出されたときも、特に触手は動かなかったが、今回、丁寧に再現された紙ジャケットでSHM-CD化され再発されると聞き、とりあえず、手元に無かった本アイテムのみでも、と思い、買い求めた。 久しぶりに聴くツェッペリンのライブは、新鮮にして格別だった。 やはり彼らは、70年代最高のロック・バンドの一つだった。 本作を聴いていると、また、海賊盤ででも、ライブをあれこれ集めたくなった。 ジミー・ペイジは海賊盤が嫌いなら、手元にあるサウンドボード・テープを片っ端からノー・カットでCD化し、ついでに、フランク・ザッパやロバート・フリップに倣い、海賊盤をそのままパクッて、オフィシャル・ブートとして安価で流通させて欲しいよ。 海賊盤撲滅には、それが一番です! 本アイテムで二つだけ残念だったこと。 ジャケットの紙が薄手であったこと。 LPの渋谷陽一の解説を再録したのはいいが、それだけにせず、最新のテイク研究などを含めた、別人(「ブート・ポイゾニング」の発行者など)によるライナーも併録して欲しかった。 ジョン・ボーナムが居ない今、レッド・ツェッペリンの「再結成」は不可能だ。メディアもミーハー・ファンも煽るな!!! 94年マスタリングのままでSHM仕様という正にレコード会社の商法丸出しな感じが露骨に漂う手抜きさ加減はもはや怒りを通り越して哀しさを感じてしまうのだが… この作品はまだ幾分マシなほうじゃなかろうか? 新規マスターで紙ジャケも当時のエンボス加工が施されている。 帯も勿論全9曲と初々しく表示(笑) 早く(紙ジャケじゃなくていいから)ZEPカタログの再リマスターが望まれる。 TOTOやホワイトスネイクはちゃんとやったけど(笑)? いやはや、リマスター版がやたらと出回っている昨今である。 私のような、若き時代ZEPに恋焦がれていた世代にとっては、このように音質もよく曲も追加され、お値段も手頃とくれば嬉しい限りである。 さて内容だが、このライブ盤は単なるドキュンメンタリーフィルムのライブを安易にCD化した作品では決してない。映像なしでも、全盛期のZEPを思う存分に堪能できる内容だ。 追加されたブラッドッグ、丘の向こうに等の出来も素晴らしく、この内容でこの音質で楽しむことが出来る今の人が羨ましい限りである。ライブ盤としても、間違いなくベスト5に入る作品だ。「ハートブレイカー」から「胸いっぱいの愛を」への移行するところのカッコ良さに、思わず鳥肌が数十年振りに立ってしまった。 まーみんな色々あるよね。 ZEPだもの、しかたないですね。 でも、もしもZEPを前にしたら理屈は無いんじゃないかな。 出来の良し悪しなんて二の次。 だってZEPだもの。だまって聞こうよ。 ありがたい時代じゃない。 安価で良質の音を体感できるんだから。 時空をを超えて楽しめるんだから。 みんな思い思いのZEPがいて、それぞれの音がある。 さすがZEPだね。 これまでも…そして、これからも。 ZEPはいつも最高!! 1973年のNY公演(マジソン・スクエア・ガーデン)が収められた、76年発表のライヴ・アルバム(ライヴの模様を映画化した同タイトルの映画のサントラでもある)。何か所かオーバーダビングもされているようだけれど、「ロックン・ロール」「幻惑されて」「天国への階段」、そして10分強のドラム・ソロ「モビー・ディック」など、ライヴの定番とも言える曲が収録され、ツェッペリン=ハード・ロック・バンドの真骨頂が味わえる。中でもメドレー風にさまざまな曲を挿入した「胸いっぱいの愛」はライヴならではだ。(山口智男) 永遠の詩(狂熱のライヴ)〜最強盤(紙ジャケット)を楽天で検索 |